合掌
先日、交野市のJR星田駅のすぐ傍に立っている、中村純一命の碑に手を合わせてきました。
中村中尉は、鹿児島の農業大学を卒業し、宇都宮陸軍飛行学校に入校され、その後、
陸軍飛行第56戦隊の空中勤務者になられて、伊丹空港で阪神防衛の任務に就かれていました。
昭和20年7月9日、硫黄島から飛来した敵機(P-51)に対して邀撃にあがり(飛燕)空戦をしていると
星田の上空で撃墜され、パラシュートで降下中、敵機の翼で紐を切られ、落下、散華されました。
平成17年3月6日、第二京阪建設工事中に、機体の一部が発見され、中村中尉の搭乗機で
ある事が確認され、いきいきランド交野という施設の1階ロビーに展示されていましたが、今は
どうなのかはわかりません。
色々な意見はあると思いますが、私としては、当時、自分の命も顧みず、日本を守る為に
戦った先人に、尊崇の念と感謝の気持ちが有るのみです。