木造建築
デッザイナーの中島です。自分でデザイナーというのも妙な感じなんで、今回から普通に中島で登場させていただきます。
さて、2週間前の台風が過ぎて、急に秋らしくなってきました。
急に朝晩の気温が下がり、インフルエンザも流行の気配があり怖いですが、おいしい味覚の食べ過ぎのほうが怖いです。
そんな食べ物 古い町並みや建築を求めて、奈良に行ってきました。
写真は奈良の興福寺五重塔。
(天平2年(730年)、光明皇后の発願で創建された。現存の塔は応永33年(1426年)頃の再建である。高さ50.8メートルで、木造塔としては東寺五重塔に次ぎ、日本で2番目に高い。Wikipediaより)
長年の風雨と地震を受けながら立派に建っているのを見ると、改めて木造建築とこれを造った昔の人のパワーと技術を思い知らされます。
よく、お客さんに木造は地震で壊れるから、鉄骨やコンクリートのほうが良いのではと聞かれますが、ちゃんと構造計画をすれば問題ないと返答するものの、一他人の言葉よりも、ここに連れてきたほうがぜんぜん納得してもらえるんではないかと思いました。
この前設計した住宅では、周りに防風するものが何もない場所で、軒を外壁から1.4mも出したものにしていたんで、台風の時にはクライアントについ連絡して何もなかったか聞いてしまいました。(当然検討していたんで大丈夫と考えていたものの)
でも、先に、どんだけ出してんねんっていうくらいの五重塔の軒を見ていれば、たぶん電話してなかったかもしれませんね~。
ん~ 木造って奥深いな~