映画「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」
こんにちは!大槻です
先日、テレビ「アンビリバボー」でも紹介され、ラジオでも佐藤弘樹さんが紹介されてていた「ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書」を観に行ってきました。
メリル・ストリープが演じるキャサリン・グラハムは、45歳まで専業主婦。幸せに暮らしていたのですが、夫の急死により、実父や夫の残した新聞社「ワシントンポスト」の社長に。まだ女性が外で働く事が少なかった時代、部下達にも信頼されず苦悩する姿やそれを支える側近の部下、フリッツの存在がとてもよかったです。
最高機密文書を手に入れて、それを公表するか、しないか、公表すれば、何十年もの懲役そして全てを失うかもしれない。社長であるキャサリンが決断を下さないといけなかった。
そんな時、父が遺した言葉「新聞の第一の使命は、確かめうる限りの真実を伝えること。そして、新聞の最も大切にしなければならないのは、読者、大衆の利益であり、オーナー個人的な利益ではないこと」という言葉と信頼する部下、フリッツの心を読み取った時、公表すると決める。とても勇気のある決断をしたと思います。
その勇気のおかげで、ベトナム戦争も早く終結し、命拾いされた方も多かったのではないかと思います。
日本でも真実が伝えられなかったり、うやむやにされたりするニュースや記事を見る事がありますが、 キャサリンの父のような考え方をもつ新聞社や政治家が増えていってほしいと思いました。