NHKスペシャル 人体VSウィルス
こんにちは!大槻です
先日放映された『NHKスペシャル 人体VSウィルス』をご覧になった方もおられると思います。
『NHKスペシャル』でも人体に関する内容はとても興味があり毎回録画して観ています。
知れば知るほど人の身体ってよくできている、凄い!と驚くし、神秘的とも思います。
ご覧になられていない方の為に少し内容をご紹介します。
今回は、主に新型コロナウイルスについてでした。
現在世界で50万人超の方が亡くなられており、どうすれば命を守れるか、また現在分かっている事を分かりやす
く映像化してお話されていました。
よく聞きますが、感染して重症化する人と、そうでない人の差は免疫にあるそうです。
無症状の人は免疫細胞が活躍しているが、
重症化する方は、ウィルスが脅威的な能力で免疫の防御を突破し、ずる賢い手口で細胞に侵入し、
1千倍にも増加するそうです。また、身体の中に異物が侵入していると知らせる警報物質を出さないようにして
しまう為、身体の中の戦闘部隊である免疫機能がしっかり働かない。
亡くなった方の肺を調べると、肺の血管に血の固まりができて詰まる、肺血栓塞栓症という現象がおきていて、
血流が滞り酸素が運べず、それが原因で死に至っているそうです。こちらは免疫機能の暴走によるものだそうです。
つまりこの新型ウィルス、人によっては免疫機能を抑えたり、暴走させたりと狂わすほどの賢いウィルスのようです。
興味深かったは、感染して回復したら抗体が作られるのですが、その抗体の量が人によって違うという事です。
中には大量の抗体(平均の10倍)スーパー免疫力を持つ人がいて、実際にその人の血液を、感染して重篤な人の身体に入れると、
回復したという例も紹介されていました。
また、日本に重症者や死者が少ない要因も、まだはっきり分かっていないけれど、遺伝的な特徴がある可能性や、国の対策のどれかが良かったか、
或はマスク着用、BCGの予防接種等もあるのではないかと言われていました。
免疫はストレスや不規則な生活ですぐに下がるそうで、十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動が大切との事でした。
コロナウイルスの感染、まだまだ油断できないので免疫力を下げないよう気をつけたいと思います。