紅葉
こんにちは!大槻です
毎月1回、弊社では『マツケン通信』というのを発行していて、関わりのあるお客様に送付させていただいています。それぞれ思うがままに記事を一人一人書いているのですが、
毎回何を書くかとても悩みます。少しでも、何か皆様のお役に立てる事が伝えられたら・・・と思いながら書いています。
先日、一緒に顕塾に行っている友人と会っていて、別れ際に、帰ってから『マツケン(通信)』の記事を考えるのだと伝えると、友人からこの間、顕塾で聴いた「なぜ紅葉するのか」について書いたらどう?と提案されました。同じ話を聴いていたのに私の中ではあまり心に残っていなくて・・・💧愕然としましたそういえば、葉っぱが赤くなるのはアントシアニンという色素で・・・と言われていたなあと。その時アントシアニンとは視力回復にいいって聞くなぁ~なんて考えていたことを思い出しました深い話をされていたのに、私の思考はどうやら違う方向にいっていたようです。
友人から提案があったものの、今回は書きたい事が決まっていたので他の事を書きました。
そして、今まで考えてみた事がなかった、なぜ紅葉するのか調べてみました。
葉は(緑色の正体はクロロフィルという色素)光合成(養分をつくる)する時に光を吸収するのに役に立つ。
秋になり気温が下がると光合成があまりできなくなる。
葉には水分を外に出す作用があり、乾燥する冬には水分を出し過ぎるのは良くないので木は葉を落とす準備を始める。葉の養分を回収してから葉の根元に壁(離層)を作って水分や養分が行き来できなくする。
壁を作った後も葉にわずかに残ったクロロフィルは光合成で養分を作るけれど、壁があり行き場を失って分解されて糖になり、日光があたる事で葉の中の糖と酵素が反応してアントシアニン(赤い色素)を作りだすとの事。たっぷり日を浴びて葉の養分が多いほど赤くなるのだそうです
改めて人もそうですが、木も環境に順応して生きているのだなぁと。木の中で生きるためにそんな事が起きているなんて・・・今年の紅葉はまた違った目で楽しめそうです
10月に入ったというのに日中の気温が高く、葉の光合成がよくできる⁈から、紅葉が見られるのも例年より遅くなるのでしょうか⁇