いのちをいただく
こんにちは!大槻です
先日、部屋を片付けていたら、子ども達が小さい頃に読んで聞かせていた紙芝居が出てきました。
食べ物を粗末にしない事や、感謝していただく事を伝えたくて買った物です。
久しぶりに読んで、また、改めて色々ないのちをいただいて生かされている事、心を込めて調理し、感謝していただこうと思いました。
学生の頃、百姓屋敷わらの船越さんのところで、住み込みで料理を教えて頂いていたことがあります。
そこで確か…親子向けのイベントだったと思うのですが、私も参加させてもらった時に、鶏を捌いて調理するのを見せていただいた事があります。
最初は見てしまうと、鶏肉が食べれなくなるのではと、ちょっと不安もありましたが、
見ているうちに、いのちを頂くってこういう事なんだなぁと感じました。
その日の夕食のお鍋に、その鶏肉が入っていたのですが、ありがとうという気持ちでいっぱいで、味わって食べました。放し飼いで育った鶏だけに筋肉質でとても美味しかったのを覚えています。
普段、スーパーやお肉屋さんで、パックや綺麗に並べられたお肉しか見る事がなくて、あまり、いのちをいただいているという実感がなく、調理し食べることが多いですが、忘れてはいけない事だと思います。
百姓屋敷わらの船越さんのところでは、沢山の大切な事を教えてもらいました。
身土不二(身と土は切り離せない、地元の旬の食材や伝統食がからだに良いという意味)という言葉を教えていただいたり、料理を作る事の楽しさや、食べたもので身体は作られている事、食を大切にしていこうと思えるようになったのも、そこで色々教えていただいたおかげで、良い経験をさせていただいたと思います