洗濯機が壊れて(2)
つづくの続きです
お話の中でも印象に残ったのが、昭和7年10月に全国紙に掲載された「家庭電化に関して批判と希望を聞く」と題した懸賞付きの募集です。賞金は1等から5等、佳作まであり、1等は今の対価にして約100万円。全国紙から614編集まり当選した後、なんとそれを同業他社、マスコミに渡したそうです。これにはとてもびっくりしました。自社だけでなく、同業他社共に切磋琢磨して世の中により良いものを出していこうという思いだったと思います。
こういった想いの方々がいてくださって今とても便利な時代になっていると思います。
週末には新しい洗濯機が届きました。日頃いかに家電製品に助けられているか、そして、便利な時代に生まれた事、日本に生まれて良かったとしみじみ思いました